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アメリカ大統領選スーパーチューズデイを終えたアメリカ。
問題発言が多い共和党ドナルドトランプ氏ですが
結果は11州のうち7州に勝利と指名獲得に一歩近づき
徐々に現実味を帯びて参りましたね。
このままトランプ氏の独走状態が続くのでしょうか?
気になりますね。
まずは今回のスーパーチューズデイの結果です。
2016.3/1
共和党 トランプ氏 → 11州のうち7州に勝利
クルーズ氏 → 11州のうち3州に勝利
ルビオ氏 → 11州のうち1州の勝利
民主党 クリントン氏 → 11州のうち7州に勝利
サンダーズ氏 → 11州のうち4州に勝利
多くの問題発言で注目を集めていますトランプ氏ですが
このまま勢いに乗っていきそうな気がしますね…。
トランプ氏が本当に大統領になる可能性はあるのでしょうか?
日本への影響も気になりますね。
3/1はスーパーチューズデイということでテレビでも
特集で何度も放送されていました。
しかしなぜトランプ氏はこれほどまでに問題発言を
するのでしょうか?
気になることをいろいろとまとめたいと思います。
目次
トランプ氏の問題発言は戦略?
まずはトランプ氏の問題発言マトメです。
①【日本に対し批判:日米安保について2015.8.25】
もし日本が攻撃されたらアメリカはただちにかけつけなければ
ならない。しかしアメリカが攻撃されても日本は助ける必要はない。
こんな取り決めだ。
②【日本に対し批判:円安誘導について2016.1.14】
日本があまりにも円安誘導するので私の友人は値段が高い
キャタピラー社ではなくて日本製のトラクターを買っています。
それは許されるべきではない。
(=円安によって日本製品に手が届きやすくなったので
アメリカ製品が売れないということ)
③【中国に対し批判 : 習近平訪米2015.8.24】
習近平氏がしたことは我々の職や金を奪うことだ。
私なら晩餐会は開かない。ハンバーガーをくれてやる。
④【メキシコ移民に対し批判 : 2015.11と2016.2.20】
我々は法治国家だから国境が必要だ。壁を作ったらいい。
不法移民を妨げるではないか。
国境に壁を作ろう。金を出すのは?(誰?)
⑤【イスラム教徒に対し批判:2015.12.2】
アメリカの指導者が一体何が起きているのか理解
できるようになるまでイスラム教徒のアメリカへの
入国を全面禁止するよう求める。
とかなり過激な内容となっております。
これらの問題発言ですがよく見ると…
アメリカ国内の問題を外国のせいにしているようにも見えますね。
こういうやり方ってどこの国でもありがちで
摩擦の熱を作っておいて自分たちが上がる
敵を作って内側をしめていく
一つの政治のやり方のようです。
共和党内が分裂している!
トランプ氏の問題発言を良く思わない共和党員もいるようです。
スーパーチューズデイの最中
「ウォールストリートジャーナル(電子版)」にて
共和党はトランプの差別的な言動を支持すべきではない
と訴えています。
このままでいくとトランプ氏に共和党が乗っ取られて
しまう危機感や党のダメージも心配しているようです。
今 共和党内は混乱していて異例続きの大統領選となっています。
スーパーチューズデイは終えましたが今後の候補者選びが
先の見えない状況のように感じますね。
しかし共和党は大富豪で総資産5000億円(日本円で)の
トランプ氏を止められるのでしょうか?
次はミニスーパーチューズデイです。
3/15 に行われる予備選挙の行方を追っていきましょう!
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