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ひな祭りのお雛様をしまう時期が遅れると良くないってホント?

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雛人形②

3月になると女の子のお祭り ひな祭り がありますね。

ひな祭りと言えば お雛様ですが よく言いつたえで

「お雛様を早く片付けないと嫁に行き遅れますよ」と聞きます。

でもこう聞くと 本当に? とちょっと心配になりますよね。

お雛様をしまう時期が遅れると 本当に良くないのでしょうか?

そこで お雛様の飾る時期 しまう時期などを 

全国の老舗人形店ではどのようにしているのかチェックしてみました。

目次

お雛様を飾る時期

●立春(2月4日)頃 ~ 2月24日までに飾り付ける(一般的に)

以下 全国の老舗店の時期の目安です

●節分を過ぎた頃に飾る 早く飾ることに問題はない(東北)

●立春(節分翌日)過ぎ~2月の中旬頃までに飾る (北陸)

●1月10日頃から飾り始める地域もある(京都)

●節分を過ぎてからお日柄の良いに飾る(京都)

●節句の2~3週間前で2月中旬ごろまでに飾る(関東)

●立春(節分翌日)~ 2月中旬にひな祭りに1週間前までに飾る(東海)

●立春頃 ~ 2月中旬ひな祭りの1週間前までに飾る(中国地方)

●3月3日を基準に約1カ月前頃から飾る(中国地方)

地域によって お雛様飾りを 

旧暦で行う地域や 新暦で出して旧暦まで

飾るなど時期がいろいろと異なります。

なお お雛様を前日に飾るのは縁起が悪いようなので 少なくとも

3月3日の1週間前までには飾るといいようです。

お雛様を持つ

片付ける時期

一般的には 3月3日が終わったら片付ける地域が多いですが

旧暦まで飾り続ける地域もあります。

2週間を目安に 

新暦なら3月の中旬ころまで

旧暦なら4月中旬くらいまでに

天気が良い日に片付けると良いようです。

片付けるタイミングはその地域ごと違いますが

3月3日過ぎたら 早めに片付けるのが一般的ということです。

厄払い しつけ説とは?

★厄払い説

雛人形は子供の災厄を身代わりとなって守ってくれるそうで
早めにしまう方が良いとされているという地域もあります。

★しつけ説

いつまでもお雛様を飾っておくと梅雨が近づいて
カビの心配もあるので という戒めに言った言葉だったとのことです。

「お雛様を早く片付けないと嫁に行き遅れる」という言いつたえの歴史は

昭和に入ってからで けじめや後片付けが出来ないと

早くお嫁に行けませんよ という戒めからくる言葉だそうです。

まとめ

●お雛様を飾る時期 立春(2月4日)頃 ~ 2月24日頃が一般的

●片付ける時期は 3月3日が終わったらしまう地域が多い

●お雛様を早く片付けないと嫁に行き遅れるという言いつたえは 

 厄払い説 しつけ説 があり戒めの意味で言われている