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苦境に立つシャープが買収されることになりましたね。
2016年2月27日のニュースでは
1兆円を超える赤字を計上したシャープが
台湾企業 鴻海ホンハイの支援を受け入れることを決めたということですが
シャープを買収したこのホンハイとはどんな会社なのでしょうか?
そしてこの先シャープはどうなるのでしょうか?
目次
鴻海ホンハイとはどんな会社?
●台湾経済を支える巨大企業の1つ。
●台湾にある本社ビルは地味な外観で 社屋は5階建て。
●スマホなどの電子機器を受託生産する会社。
●グループ売上高 → 15兆円
従業員数 → 100万人以上
●自社ブランドを持っていないため「巨大な中小企業」と
呼ばれている。
台湾企業 鴻海ホンハイの会長はどんな人物?
●会長の名前は「郭台銘」(カクタイメイ)
●2005年に妻を亡くしてからは多くの女性と浮名を流す
●1日16時間働き仕事には厳しい
●しかし社員への還元もしていてバブリーな忘年会を毎年開いている
結構イケイケな会社のようですね。
この先 ホンハイの傘下に入ったらシャープには
どんな未来が待っているのでしょうか?
すでに台湾企業に買収されているある日本企業に聞いてみると
変化したことはまず「言葉」で
会議のプレゼンなど「英語」になったことだそうです。
しかし勤務体制では大きな変化はないとのことでした。
今後は中国や台湾の中華圏の企業による日本企業の
買収は増え続けると思われます。
理由は 中国や台湾の企業は日本の経営者
「本田宗一郎 松下幸之助 稲盛和夫」 などの
著書も読んでいて あこがれを持っているようなのです。
彼らからしてみれば 日本のきちんとした仕事ぶりや
アイデアをもらいたいということなのかもしれません。
台湾にとって日本企業へのステイタスは高いということなので
こうした買収がこれから増えていく時代になってきたといえるでしょう。
日本の伝統あるブランドがこういう形で外国の傘下になると
ちょっと寂しい気もしてきますね。